『ポエムの写真館』

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アメブロ、Instagram、Facebookに作家「風鳶堂」さんの9/28の詩を紹介しました。(Instagram9/28の見れます)

 

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「ほのかな慰労(いたわり)を」 風鳶堂

ひとり紙片へ向かう時間、その感覚――
音楽も無く、ただ環境音のみ響いてる。
静かな心地は、ここに あるだろうか?
一日の終わりに、かすかな希望(のぞみ)を。

どれほど澱んだ風の死に場所も
詩藻のひと切れ、ふた切れを
漂よわせずには いないだろう。

ありとあらゆるくさぐさの
断片、かけら、剥離した
雲母(うんも)のように脆くて、硬いのにワレやすい――
小さなちいさな うたのさまざま。

どこを叩いて、どこを砕いて
並べてつくる――紋様は
浮き出るままの 自然な反射に。

融けてしまった岩に記された
熱も、爆発も きっと確かな
温度のなかで 眠りをたしなむ。

眠りよ、きらきら降りて来い
砕かれ撒かれて 散らばるままに
一日の終わりに ほのかな慰労(いたわり)を。

 ― 了 ―

 

  

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